質への飽くなき姿勢と視線
昨日、YouTuberの方の講演会を聞く機会がありました。そこであった話なのですが、10分の動画をアップする際に、編集時間はどれくらいかご存知でしょうか。その方は40時間から60時間の編集時間をかけていると言っていました。同じYouTuberでも長い方は100時間以上かけて編集をしているようです。それでも視聴回数が上がらなかったり、アンチコメントをたくさんもらったりしています。それでもなお、やり続けるのは、良いものを世の中に出したい、自分の作った動画で人を喜ばせたいと思うからです。妥協せず、高い質を求めて研究を続けるその姿勢は、プロそのものであると感じました。最終的に、その動画で行くのかどうかは自己満足の世界ではありますが、事故が満足したものがうまくいかなければ、その分自分自身の反省にもつなげることができます。自分が納得したところまで突き詰めずに、妥協したものであれば、逆にうまくいかない時も反省をすることが難しくなるものです。
仕事をする際に重要な事は、物事に取り組む「姿勢」と、どこを向いて仕事をするのかと言う「視線」だと思います。前傾姿勢で物事に真剣に取り組み、本当に人々に喜ばれるものを世の中に送り出そうと言う熱い視線を仕事に向けることがより良い成果を生み出します。
質にこだわろうと言う人は、時間的効率どうこうはおいておいて、間違いなく仕事に対して誠実な人だと思います。そして、仕事を深められる人です。そういった人たちと働くことが、自分も仕事に妥協しない姿勢と視線を持つことにつながるのだと思います。