潜在意識を書き換えよう

意識には、顕在意識と潜在意識の2つがあります。顕在意識は、自分が認識できる意識のことで、潜在意識は自分が認識できない意識です。自分の潜在意識に何があるのかを知っておく事はとても大切です。

私の体験談で恐縮ですが、先日このようなことがありました。人と話しながら階段を降りていると、踏み外してしまい、こけてしまいました。ここで、湧いてくる気持ちが潜在意識の出番です。私の場合、「うまく受け身が取れたので、普段から体を動かす習慣を作っていてよかった」でした。もちろん、少しは痛かったですし、周りの人にも不格好な姿を見せてしまったのですが、前向きな受け止め方ができました。

潜在意識は、その名前の通り、普段は潜んでいますので、ふとした瞬間に湧いてくると思っています。潜在意識がポジティブであれば、悪いことが起きたときに、初めはなんでやねんと思っていても、ふとこれは神様がくださった自分の成長するための試練だという思いが湧いてきます。一方で、潜在意識がネガティブであれば、良いことがあっても、運を使い果たしたとか、次は悪いことがあるに違いないと考えるでしょうし、悪いことがあれば、絶望の縁に立たされたような気持ちになります。そうすれば心にも良い状態とは言えませんし、行動量も落ちてしまいます。

では、潜在意識を書き換えるには、どうすれば良いでしょうか。今回は自身が実践してきた方法から2つご紹介します。

1つ目は、リラックスしている時に、潜在意識は書き変わりやすいということです。例えば、リラックスしているときは、お風呂や寝る前などです。その瞬間に、何をインプットするかで潜在意識が変わってきます。できるだけポジティブなものに触れることをお勧めします。

2つ目は、声に出すことです。自分が口にする言葉は、潜在意識を少しずつ書き換えていきます。ポジティブな言葉を家にすればするほど、潜在意識もポジティブに書き変わるということです。どこかで聞いた話では、千回口にすると良いということです。「セン」在意識ということでしょうか笑

人生は、山あり谷ありです。大変な時にこそ、助けてくれるのは、普段からの潜在意識を磨く種まきかもしれません。