コンプレックスあるところに、才能あり

私はコンプレックスがあるところにこそ、その人の才能が眠っている可能性があると思っています。コンプレックスとは、極度にある物事に対してのアンテナが張られている状態だと思います。裏を返せば、とても高性能な小さい事柄も観測できるセンサーが付いている状態と捉えることもできます。センサーがあるからこそ、痛みを感じるのですが、これも裏を返せば、小さな変化も観測できるので、それだけ改善の可能性があると言うことです。神は細部に宿るという言葉にもあるように、物事を細かく改善しようとすれば、細部に、細部に、観測できる必要があります。つまり、そこに伸びしろの財宝が眠っているのです。

私自身の経験を踏まえても、1度その分野を克服すると、むしろうまくいかないと悩んだ人生の時間が、宝物であったと思います。

もちろん、コンプレックスと向き合うことは大変ですし、それで自分自身を傷つけてはよくありません。ただ、今抱えてる思いが才能となり、自分自身や他の人を喜ばせる価値になる可能性があると考えてみてください。様々なことが輝いてくると思います。