正しい情報の把握
めでたい脳味噌をしていた私はあらゆる物事を楽観的に考えていました。例えば、ある人がいて、その人を判断する材料は「頑張ってるからOK!」というように根拠なき感覚主体の判断をしていました。ただ、それでは経営はできません。理不尽なこと、想定外のことが次から次に起こるからです。正しく情報を把握できなければ必ず判断を誤ります。数学の問題の条件設定を読み飛ばすようなものです。生徒を指導する上で大切なのが、生徒の予習であることと同様に、物事に対応するためには物事を正しく把握することが重要です。発生した事象は誰がどういう理由で引き起こしたものなのかを情報を分解、再構築で自分の頭で考えてつなげ、その情報をかなりの速度でアップデートすることです。それを行うことで、先手先手が打てるようになります。人に嫌な顔をされることを恐れず、情報を正しく把握することを行いましょう。把握することから「逃げちゃダメだ」なのです。