人生は登山〜ゼロか100ではない〜

このブログのトップページの写真が私の人生を表した写真のイメージです。自分が登っている山の頂上に立ち周りの景色を見渡すと、実はまだそれよりも高い山があったり、登ってみたくなる山がある。それに向けて、山を無事に降り、十分に準備をした上でまた山を登り始める。これの繰り返しで人生は時が流れていくと思います。

大切な事は、山を登ったかどうかではありません。山を登っている時、山に登頂した時、山を下っている時、山の麓で準備をしている時、全てが人生なのです。どの状態が優れていてどの状態が良くないと言う事はありません。これを山の頂上に立った人だけが素晴らしいと言う考えは避けたほうがいいです。当然、人生なので山の頂上に立てることがあれば、登頂に失敗することもあります。山は自然の摂理に従って姿を変えます。常に人間が強い意志さえあれば山に登れるのであれば、人間は神様です。しかし実際は、私たちは地球の中で生かされており、自然とともに調和して生きることが必要です。よって、自然を凌駕することができないです。

人には様々な人生の形があります。大切な事は、Aは成功者、Bは失敗者と分けるのではなく、AもBも成功もすれば失敗もすると言うことです。これはすべての人に当てはまっている原則です。人間の中に+もあれば−もあるのです。だからこそ、結果にこだわりすぎるのではなく、人生における出来事に意味を感じ、自分には何ができるだろうかと一生懸命に考え、その時にできる最善のことに挑戦することが重要だと思います。人生は0か100かできれいに分けられるものではありません。人生のグラデーションを楽しむ登山を続けようではありませんか。