不器用
私は不器用な若い人を見ると、良いなって思います。それがありのままの姿だからです。
必ず人は苦手なこと、得意なこと、好きなこと、嫌いなことがあります。今、目の前の課題が自分の嫌いなこと、苦手なことである可能性も十分にあります。大切なことはそれで自分はダメだと思うのではなく、その壁を越えてみようと挑戦することです。うまくいかなくてもよいのです。
ただ、私としては不器用なことをうまく隠すような器用さは持ってほしくないです。不器用は不器用のままで良いから、それに向き合って、思い悩み、あるときは後ろ向きに歩き、それでも少しずつ前進する。そういう愛すべき不器用さを私はみなさんには持ち続けてほしいと思います。
挑戦の傷を癒す回復力のために若さがあるのだ。私にもまだまだ若さがある。さあ、共に大暴れしようではないか。