身体の細胞は共創のお手本

ガン細胞は、自分だけ増殖しようとします。そして、最後は宿主の大元の命を奪ってしまうので、死滅してしまいます。

一方で、身体の細胞は自身が生き残り続けることに加えて、周りの細胞のために動き続けます。例えば、肝臓は毒素を取り除いて、腎臓にパスをします。毒素を取り除かなければ、腎臓が毒に侵されます。腎臓は不要なモノを尿として、体外に送り出す準備をして、また必要な栄養素を選んで身体に届け続けてくれます。そして、腎臓から尿を受け取った膀胱は、尿を貯めて適切なタイミングで外に出してくれます。貯めらる場合と、貯められない場合では日常生活の過ごし方は変わってきますね。

細胞は自分自身が生き続けるために、周りの細胞のために動きます。いわば、利他の精神です。つまり生き続けるということは、「共創」、共に創るということです。

自身の身体がそのような大我(真我)で成り立っていることを考えると、奇跡を感じます。愛おしさと感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ、奇跡の身体を授かった自分、そして周りの人も大切にし続けていきましょう。感謝、感謝です。