リーダーが人を育てる上で意識したいこと
完全に個人的な話になりますが、人を育てる上で意識していることを本日は書かせていただきます。この考え方が歳を経て変わるのか、変わらないのか、その辺りも楽しみにしたいと思います。大きくは3つあります。
①具体的な仕事を任せる
どれだけ訓示をたれてもほとんど意味がありません。根性論では相手が理解することが困難だからです。相手が理解しやすいようにするためには具体的な仕事を通してミッションをクリアしていくことが必要です。仕事が形としてあればPDCAのCを実行しやすく、任された人もフィードバックを受け取りやすいでしょう。また、達成感を共に味わえるため人と仕事をする楽しみも経験することができます。
②失敗をしても良い空気を創る
「責任は俺が取る」という言葉を繰り返し発信して、安心感を与えることです。失敗を前提にすることで、たくさんのトライアルを重ねることができ、PDCAを早く回すことができます。はじめからゴールが見えているモノはすでにこの世に存在しているモノです。仕事ではそうではないモノを創ることも多いので、どんどん安心して失敗をしてもらいましょう。また、ゴールを初めから明確に示しすぎないことも大切だと思います。レールに乗った仕事では育ちません。
③相手の良い点をきちんと言語化して伝える
ミッションが完了した際に感謝を伝えることと併せて意識したいことが「相手の良かった点を言語化して伝えること」です。作成してもらったモノの「この点が素晴らしい」ということを相手の立場に身を置いて話をすることで、この人は本当に良く見てくれているなという安心感を与えることができます。これを言語化しなければ相手には伝わらないので、誤解を恐れずに素晴らしい点を伝えましょう。
以上になります。もちろん育て方は人それぞれなので、皆さんの考えがあれば是非教えていただきたいです。人を育てることは未来を創ることです。リーダーのみなさん、これからリーダーを目指すみなさんはぜひ自分なりの育成論を考えてみてください!