人を育てる上では「成果」より「成長」を求める

人を育てる上で大切なことは相手の「成果」ではなく、「成長」に焦点を合わせるということです。

「成果」というものは必ず成果に辿り着くとは限りません。成果が出なければ相手も不安に感じ、成果を出すために思わぬ行動に出てしまうこともあるでしょう。さらに「成果」が目的になったとき、成果が出ても出なくてもゴールは終わってしまいます。

「成長」を目的にすれば、スモールステップで物事を捉えることができます。そして、ゴールはまだまだ先へと続くため、成長全てを喜ぶことができるのです。

では、「成果」は重要ではないのか。そういうことではありません。成績はつけて良いのです。ただ、優劣をつけないことが大切です。優劣があれば、成長を素直に喜ぶことができないからです。

そもそも成長は自然の法則に従っています。成功や成果は自然の法則に従っているわけではありません。

成長を称え、成長を賞賛すること

これを人を育てる際の軸のど真ん中におくことが大切です。