「やること」ではなく、「やり続けること」
その場しのぎの行動と、使命感を帯びた行動では決定的に一つの点が違います。それは、「やること」ではなく、「やり続けること」です。続けることで点ではなく、線になっています。続けることで出来事ではなく、ストーリーになっています。この「続ける」という視点が大切です。
例えば、教育者であれば、「生徒を伸ばすこと」がお仕事ではありません。「生徒を伸ばし続けること」がお仕事です。そうすると、1階のテストで良い点が取れたら、オーケーと言う視点ではなくなるはずです。点数を出すことが目的であれば、ハードワークで定期テスト前に缶詰にして勉強させると言う発想にはなります。一方で、成績を伸ばし続けようと思えば、物事を学ぶことの面白さ、楽しさ、課題を乗り越えて達成する充実感、自分としっかり向き合うことなど、様々な観点が湧いてくるはずです。
「続けること」を前提に物事を考えると、視野が一気に広がります。もちろん、場合によってバランスは必要だと思います。その両方のバランスを使い分けられれば、より魅力的な伸ばし方を身につけるこもできますね。モノゴトをやり続けていきましょう。