メールの返信の速さ
よくビジネス書でメールのレスポンスが速いことが仕事ができるかどうかをはかると言いますが、その意味がやっと理解できました。
メール対応の三流はそもそもメールを読んでいない。重要なお知らせにも関わらず、関係ないと思って全く頭に残っていない。送信者はその人に読む必要があるから宛先に入れているのに、読んでいないというのは自分の世界しか生きていないからだ。よって、いつも催促をされている。ただし、私も正直に白状するが、この数ヶ月前までは三流にいて、メールの重みに気づき意識的に鍛えて二流にやっと到達したところだ。前まではメールの本当の重みを理解できていなかった。
メール対応の二流はメールは読むが返信が遅い。メールは自分の都合の良いタイミングで返信ができるため、都合の悪いことは先延ばしにできる。特に自分に都合の悪いことを報告する際は相手の熱が冷めてから、と考えてしまう人もいるのではないか。ただ、メールの返信が速くならないのは意思決定力、対応力、情報収集能力、責任感など、さまざまな能力・スキル・覚悟を研ぎ澄ます必要があり、それはすなわちビジネスマンとして、経営者として必要な能力のためシンプルではない。簡単なメールだけ返信が速い人はいつまで経っても二流だ。
一流は相手の時間にも配慮ができ、能力も高いのでどんなメールであっても返信ができる。もしすぐに返信できないときは、確認返信だけを送ればよい。相手は一流の人と三流の人を相手にしていると当然一流と仕事をしたいと思う。返信が遅い、あるいはそもそもメールを読んでいない人は信頼を置かれないからだ。
私も速く一流になれるように、もっと鍛えていくつもりだ。