夢がなくても幸せになれる

「夢」という考え方に対して、私の個人的な発見を記載させていただきます。

私はどこか自分に対して大きな夢を持たなければ!と、脅迫観念があったように思います。

大きな夢を漫画で例えると、海賊王になる!火影になる!などです。魅力的なキャラクターが素晴らしいストーリーと共に作品が進んでいきます。すると、勝手に自分の中で壮大な夢ではないといけないのではないかという固定概念を作り出していました。つまり、夢こそが人生の原動力であり、今の自分にパワーを与えてくれるモノであると。

その考えをベースにすると、何かこれを夢にするぞ!と、思ったら、次は夢は数値化、具体化しなければいけない!という考えになり、よりイメージを膨らませてみます。しかし、数日経ってその夢を見返すと、心がついてこない人生が続いていました。そして、いつしか違う夢を探すようになります。これが繰り返され、夢が決まらない人生を過ごしていくと、俺もこの歳になって夢がない、大丈夫なのかという焦りが生まれます。

しかし、今は「夢」というモノの考え方が変わりました。夢を追いかけることが楽しい人がいることは事実ですが。しかし、私は今、このときを上機嫌で過ごすこと、明るく元気にすること、人を喜ばせること、これらの方が毎日が楽しく、自分自身の道が開ける感覚があるのです。

もちろん、夢があることは素敵なことです。ただ、ないことも素敵なことだと思います。

夢を持っている人は持っているまま幸せになれば良い、夢がない人はないまま幸せになれば良い最近そう思い始めました。今、目の前のご縁をとにかく大切に日々上機嫌に過ごしていこうと思います。