形にできる人
いわゆるエリートと言われる会社の方と話すことがあり、そのことからの学びを共有させていただきます。
世の中には腐る程アイデアは落ちている。ので、そのアイデアを思いつくこと自体は誰でもできるということです。
アイデアを形にできる人間、もっと踏み込むと収益化できる人間がどこの会社にも不足しているということです。
これは挑戦を讃えるアメリカ文化に対して、失敗を叩く日本文化といわれるところかもしれません。
確かにまず、アイデアを資料にできる人間が極めて少ないと思います。青写真がきちんと描ければ、形にすることは時間の問題です。もちろん収益化には複雑な人間関係を面倒に感じずにやり切る力、試行錯誤を繰り返してビジネスモデルを練磨する力など、必要だと思います。まずその一歩が青写真を形にできることであり、事実その人材が少ないということがわかります。そうであるからこそ、世の中にはビジネスを形にできたからこそ叩き上げで経営をしている社長が日本には大勢いることも理解できました。
逆に言うと形にできれば、どの会社に行っても大活躍できるということです。そういったやり抜く力をやり切る意志を持つ人材がいつの時代でも必要とされるのかもしれません。まずは面倒な事をポジティブに捉えることからでしょうか。壁の向こう側にこそ、新たな景色が僕たちを待っています。