English made me happy

前回、他の言語を使う利点についてお話ししました。日本語は本当に奥深く素晴らしい言語であると同時に、この国で暮らせば暮らすほど、学ぶことが多くある言語であると思います。ただ、一方で日本語の弱点もあると思っています。今回は、それについて記載します。

それは、母音の使用率が高いことです。その何がデメリットなのかと思われると思います。母音が多いと言う事は、子音が少ないと言うことです。子音が少なければ、使う息の量が少ないと言う点に着目して話をしたいです。

母音が多いのは、ご存知の通り、あいうえお→かきくけこ→さしすせそ→…と、子音と母音がワンセットで登場します。

一方、英語では親の方が基本的に多いです。例えば、appleという単語は5文字ありますが、母音は1つしかありません。子音は、母音よりも聞き取りにくいので、はっきり聴こえるよう息を沢山使って発音しなければなりません。母音は聞こえやすいので、息の量が少なく、ある程度曖昧に発音しても伝わります。日本語が息を使う量が少なくなる理由です。

息は「自分の心」という字で成り立つように、気持ちが乗るものです。ため息などが象徴的ですね。つまり、息をあまり使わない日本語は気持ちを乗せることが苦手になります。日本人が奥ゆかしいと言われることが多い理由も、こういった点にあるかもしれません。

逆に、子音の多い英語などの言語を意図的に使えば、その分気持ちも乗りやすくなります。前回の内容と被りますが、「私はできる。」と「I can do it.」と、試しにそちらも口にしてみましょう。ポジティブな気持ちがより高まりませんか?

人による個人差はありますので、責任は持てませんが、少し自分の心に耳を傾けてください。

意図的に、息の量がたくさん必要な言語を使ってみると、面白い発見があると思います。

完全に個人的な経験則ですが、英会話を勉強してから性格がかなり病気になりました。本当に、性格が変わったタイミングと、英会話を学び始めたタイミングが同じなので、何か関係していると思います。ぜひ、何かを変えてみたい人は、まだ比較的なじみのある英語から使ってみましょう。

You don’t have to use English well.

Don’t be shy.

Try speaking.