ボクシング:重心を正しく掴む感覚
自身の「体の使い方の気づき」についてお話しします。ちなみにボクシングは全くの素人です。
今日、ストレッチの施術を受けて感じた最大のポイントは「重心を正しくつかむ感覚」です。重心を正しくつかむということは、骨盤が前傾(前に傾く)でも後傾(後ろに傾く)でもなく、ちょうど真ん中にぴったりと安定している状態です。その感覚はまるで一本の木が凛として静かに立っているかのようで、余計な力が入らず、自然にまっすぐ立てるような感覚です。
重心を正しくつかむメリットは大きく二つあります。一つは身体に無駄な力が入らなくなるため、どの方向にもスムーズに動きやすくなるということです。もう一つは疲れにくい身体をつくることができるという点です。無理な力がかからないため、日常生活での疲労が軽減されます。
このような重心をつかむ感覚を養うために意識すべきポイントもあります。まずは、軽くジャンプする動作を通じて、骨盤をまっすぐ立てる感覚をつかんでみましょう。また、足裏、特に足指や土踏まず周辺を念入りにほぐすことも重要です。足の内側(土踏まず側)は特に固まりやすい部分のため、しっかりとほぐしてあげることで、足の裏が本来の機能を取り戻し、安定したバランスが整いやすくなります。
ぜひ、日常の中で少し意識するだけでも、より快適で疲れにくい体づくりに役立つでしょう。普段運動をしていない方でも気軽に取り組める方法なので、今日からぜひ試してみてください。