「行動グセ」をつけたら、次は「勝ちグセ」

「行動グセ」をつけたら、次は「勝ちグセ」です。「勝ちグセ」をつけるコツは「目標の細分化」です。例えば、1,000万円を貯めたいと思って、1,000万円だけを追いかけて打ち手を考えると大変です。一発逆転策に出るしかありません。目標を細分化して、10万円貯金できたら、自分を褒めましょう。そしたら、100回お祝いできます。1万円を基準にすれば、1,000回お祝いできます。自分が勝ちを認識することが「勝ちグセ」です。人と比べず、自分自身に大成功と認識させて、「勝ちグセ」をつけることがコツです。その方が、楽しいです。

これは、他人に対する声の掛け方でも同じです。例えば、生徒を指導する先生の立場になったつもりで考えてみましょう。30点満点の英単語テストで30問あって、前回が10点だったとしましょう。10点を取る場合、生徒は勉強法がわかっていない可能性が高いですし、普段から叱られている「叱られグセ」がついている可能性があります。だから、次12点を取ってきたとしたら、「やる気あるんか?!」ではなく、「2つ沢山覚えられたね!やったー!」と言ってみましょう。2点増えたということは、生徒は行動をしたのです。それだけで大成功です。生徒にも、「行動グセ」「勝ちグセ」をつけてもらいましょう。その方が自分も、生徒も楽しいです。孔子の論語にも、「知る<好き、好き<楽しむ」という言葉があります。楽しむことが、大切です。

私たちが「行動グセ」「勝ちグセ」をつけて、生徒の1日1日の歩みをお祝いして、毎日を楽しみましょう。