オートファジーダイエット〜身体と心のシンクロ〜

皆さんは、オートファジーという仕組みをご存知でしょうか。飢餓状態が続けば、体の中にあるタンパク質の古いものを分解して、新しいタンパク質を合成してくれるという機能です。これはどの生き物にも備わっている仕組みのようです。確かにすぐに食べ物にありつけない野生動物(特に肉食動物)からすると、そのような機能がなければすぐに痩せこけて、獲物を狩る力もなくなり、飢え死にすることになります。それを防ぐ仕組みがオートファジーというものです。

この仕組みを知ってから、自分の体で実験を行っています。男性の場合は16時間ほど空腹期間を設けないといけませんので、私の場合は夜の1時から午後5時までを断食時間として、その間は水しか飲まない生活を1週間ほど続けました。すると、とても面白い変化が訪れました。まず、1番大きな変化は頭の回転が速くなったことです。そして、気分が下がることも減り、精神が安定し、冷静に物事を判断できるようになりました。そして、体脂肪もこの1週間で一気に落ちました。その割に、筋肉量は変わらず維持できています。その他にもプラスの点としては、食べる時間が減ったこと、食事にかけるお金が減ったこと、朝の目覚めが圧倒的に良くなったこと、続けることで自信がついたことです。

こんな食生活をしている人はほとんどいないと思いますが、3大宗教でも断食があるように古来からの1つの生きる知恵なんだと思います。空腹の時間が長いため、その点は少し我慢しないといけないですが、その代わりに得られるものも大きいと思います。世の中はプラスマイナスゼロであることを改めて感じました。また、体と心の相関性の強さも改めて感じました。お腹がハングリーであれば、心もハングリーになるということです。心も身体もstay hungry!

また、オートファジーを続けてみて、このブログで変化があればお伝えしたいと思います!