誰と付き合うかより、誰と付き合わないか
人間は生存本能的に、人と同じ方向に進んでいく傾向があります。その理由は、はるか昔の原始時代のときの修正が残っていると言われています。その当時、人間は獣に襲われた際に同じ群れの進む方向に逃げるようにしていました。それは群れて逃げる方が生存確率が高まるからです。実際に襲われるのは群から外れた人になります。群から外れると生き残れないことを本能的に理解しているため、人は他の人と同じ方向に進もうとします。これは、鳥や魚、動物を見れば分かりやすいと思います。1匹だけで生きている動物はほとんどいません。
このため、我々も周りを見てそれに合わせて生きようとする本能が備わっています。しかし、今の時代は周りの人と違うことをしてもすぐに死ぬ事はありません。むしろ、それがその人自身のブランディングにもなります。よって、本能と逆をいく、いかに周りの人がしないことをするかということに価値が出てきているように思います。人と違うことをすると元はドキドキしたり、不安になったりする時がありますが、それは本能的に正しいことなので、そういった自分を責めるのではなく、俺も人間なんだなと言う気持ちでご先祖様に感謝をして、その上でまた行動を選択すれば良いと思います。人はみんなちがって、みんないいので、せっかく1度の人生を周りの顔色伺って生きるより、自分の本当に心底やりたいことを探してみてはいかがでしょうか。
誰と付き合うかではなく、誰と付き合わないか。