面接での逆質問について

就職活動などである面接での「逆質問」をどうすれば良いかという点は答えはないと思います。というのは、面接官によって考えは違うと思うからです。

ただ、言えることは仕事に関する質問をしてそれが受け入れられる会社に行く方がその行く先々で幸せになるので話はないかと思います。

例えば、教育業界であれば「人を育てる上で大切にされていることは」というプロフェッショナル仕事の流儀のような質問をすると、本当に教育が好きな人は共感して色々話してくれると思いますし、一緒に働きたいと思うようになるでしょう。一方で、「将来のキャリアパスはどういったものが考えられますか」「休みはちゃんと取れるんでしょうか」という類の質問は受け身な印象があるため、本当に優秀な人材を採用しようと思っている人からするとやはり違うなと感じます。

もっと良いのは自分の考えをぶつけてみることだと思います。昔、就職活動をしている際に当時メディアにも多数出演していた有名起業家の方が説明会にいらっしゃる機会があったので、「自分は教育の役割は一人一人の持っている可能性が引き出されることだと思うが、どう思うか」という青い質問をぶつけました。それに賛同するという回答の上で丁寧により深い考え方を教えていただきました。

仕事に熱いことに共感する面接官がいるような会社であれば、会社に入っても仕事で成果を出せば純粋に評価してもらえる可能性が高いからです。一方で好き嫌いで判断する会社の場合は、社内政治が繰り広げられている可能性が高く、本当の仕事の質とは違う部分のところで頭を使う必要があります。

やはり、シンプルに良い仕事をしたい、これで行く方が幸せではないでしょうか。