戦略的自制心〜勝手に自爆する人たち〜

私は人生を生きている中で強く感じることがあります。それは勝手に自爆する人が多いと言うことです。自爆に関して、いくつか例を挙げます。

最もわかりやすいのが、暴飲暴食やアルコールの摂取、タバコの喫煙などの健康面に関わる行動です。明らかに体に悪いとわかっていながら、そういったことを続けてしまっている人は意外にも多いものです。アルコールの摂取やタバコの喫煙に関しては全くせず、暴飲暴食も基本的には避けていますので、上記の内容についてはクリアはしていますが、ついお腹を空いてお菓子を食べてしまうことがあります。自爆することを積み重ねれば積み重ねるほど、体への負担が大きくなり、歳も取るのが早くなるのではないかと思います。

次は、運動しないことです。エクササイズが健康に良い事は明白ですが、階段を使えば良いところを、わざわざエスカレーターやエレベーターで上るなどの行為は自爆行為です。可能な限り体を動かすように努めることが重要だと思います。

次に、人間関係です。特に最近目立つのが権利を主張する人々です。もちろん権利なので、それを行使するのは悪いことではありませんが、一度権利を使うと、また使いたくなる気持ちが生まれますので、それを繰り返せば人間関係が破綻していくことは目に見えます。また、人に対して非難や批判ばかりを繰り返すことも自爆行為です。周りの人は自分のことを十分に見ていますので、そういった行為を続けていれば、当然自分もそう見られているのかと言う気持ちになりますので、信頼関係が気づきにくくなります。人の悪口は可能な限り人には話さない方が良いでしょう。

最後は時間の使い方です。これは完全に偏見が入っていますので、反対意見がある事は承知で意見を述べると、飲み会等は私は自爆行為だと思っています。お金と時間と体力を消費する行為は、可能な限り人生からは近づけない方が良いでしょう。ただし、先輩にこれまでの感謝を伝えるであるとか、新人の迎える等の明確な目的がある場合はやぶさかではありません。目的が重要だと思います。

人生は選択の連続でできています。自爆をしない選択をできるかどうかは、自制心にかかっていると私は思います。その自制心を鍛えることで、人生をより自分の意図を持ってデザインしていくことができると思います。まずは、食べ過ぎと飲み過ぎを見直してみましょう。戦略的に、家に置いてある自爆する喰べ物や飲み物を減らす、または変えてみるなどの変化をとってみましょう。自爆物が近くになければ、それだけでも摂取するものは変わります。まずは、環境から変えるのが良いと思います。