日本の少年漫画の悪役から垣間見える真似てはいけない生産性の低さ
日本の少年漫画に出てくる典型的な悪役は決して真似てはいけません。おおよそのケースでは彼らは自分より力のない主人公一味をあざ笑い、ときには高笑い、挑発し、より反発や怒りを買って、主人公をパワーアップさせてしまい、何度も変身を重ねるものの、最後には負けると言う筋書きです。初めから本気を出しておけば主人公がパワーアップするまでに余裕で倒せていたものが、時間だけをいたずらに浪費し、かつ成果をあげられないと言う状態です。
これはビジネスで例えるのであれば会社に対して受けたクレームを社長がすぐに謝れば解決するところを、相手を挑発し、待たせるなどして、無駄に時間を浪費し、どんどんクレームが大きくなり、クレームを訴えている人が被害者の会などを立ち上げ、週刊誌等のメディアにも取り上げる位事態が大きくなり、社長では対応ができなくなって謝罪会見を開き、社長辞任すると言うようなイメージです。圧倒的に生産性の低いことだとは思いませんか。
クレームが起きれば、火種が大きくなる前にクレームを訴えている方の話に耳を傾けるのです。特に社長などの決裁権がある人が対応するのであれば、ほとんどのケースでは一瞬で事が片付きます。
すぐできる事はすぐやりましょう。それが生産性を高める秘訣の1つです。