後輩が憧れるのは本当にそういう姿か

よく私は人から「そんなに働いていては後輩たちが真似したからない」、「そんな姿を見て後輩たちは誰も憧れない」と言う声をいただきます。その意図するところは、たくさん働いている姿を見て後輩たちが自分たちがそんなふうになりたくないと思うのではないかと、愛ある姿勢を示しておもんぱかっていると言うことです。ただ、本当に私がお伝えをしたいのは、後輩たちは悠々自適に苦労せずに働いている先輩の姿を見て憧れるのかと言うことです。私は、そんな姿を見て全く憧れません。それは、その人に憧れているのではなく、その楽な生活に憧れていると言うことです。それは憧れでも尊敬でも何でもありません。むしろ、歳をとっても自分以上に情熱を持ち、第一線で活躍している先輩の姿を見て、自分もいつかあの先輩を超えないといけないと思う気持ちの方が強いです。そういう姿が、自分をより良い仕事をしようと言う情熱を湧かせてくれますし、少し楽をしそうになった時も、まだまだ自分がやるべきことがあると奮い立たせてくれるのではないでしょうか。

人生は短いので、なおさら自分はもっともっと成長していきたいと思いますし、可能であれば死ぬまで現役で第一線で活躍していきたいと思います。そのためには、傾きのある人生は必要です。歳をとって人生の変曲点を迎え、傾きが落ちてきて、いつかマイナスになるような事はまっぴらです。

調子に乗った発言かもしれませんが、今回のブログでは

「俺の人生に変曲点はない」

という言葉を残しておきたいと思います。