ボクシング:膝の使い方は、とても奥が深そう
ボクシング初心者の私がパンチを打つとき、ついつい腕や上半身にばかり意識が向いてしまいます。私自身、気がつけば肩周りや肩甲骨の裏側、胸の筋肉、さらには首の前側までガチガチに硬くなっていました。
練習後にふと鏡を見て、自分の動きを客観的に確認すると、「あれ、膝が全然使えてないかも?」と気づきました。
井上尚弥選手の試合を見ていると、その圧倒的な強さの秘密は足元、特に膝の使い方にあると感じます。井上尚弥チャンピオンの足の筋肉は尋常ではなく発達していて、膝の微妙な曲げ伸ばしで力を爆発的に伝えているのがよくわかります。
そこで、自分でも膝を意識して中心を少し落としてパンチを打ってみたところ、驚くほど腕や肩の力みが抜け、自然にパンチが出やすくなりました。まるで腰を落としたことで、腕の筋肉が自由になったような感覚です。
初心者だからこそ、この気づきは大きいと感じました。ついつい目に見える部分に集中してしまいますが、実は下半身、特に膝の使い方一つで、パンチの威力やスムーズさが劇的に変わるのです。
これからの練習は、上半身ではなく下半身を意識して、もっと膝を柔軟に使えるようになりたいと思っています。新しい発見に出会えるよう練習を続けます。