やりたいようにやりたい男

人は誰しも自由を求める。自由を叫ぶ。

ある男がいた。その男は、仕事上で上長から指示されることをなかなかやろうとしなかった。なぜなのか、その理由を他の同僚が尋ねてみた。

すると、彼はこう答えた。

「上長から色々言われると、気持ちが前向きにならない。オレはやりたいようにやりたい」

そこで、同僚が何がしたいのか尋ねてみた。すると、男はこう答えた。

「何がやりたいかはわからない」

誰しも、指示されて動くことに不自由さを感じることはあるだろう。こういう場合は、次のように自由を楽しんでみよう。とにかく、明るく仕事をしてみるのだ。すると、上長も、「あいつは元気に楽しそうにやっているな!それであれば、ちょっと指示したこととは違うけれど、ええか」と、少しずつ自由を勝ち取ることができるだろう。自由は0か100ではない。その考え方がすでに自由ではない。物事をしなやかに柔軟に考えることで、人生は明るく輝きだす。