【HSP向け】情報過多な脳をリセットする即効性のある「引き算」とは?

こんにちは。脳が興奮して情報過多になっていると感じたときに、いつでもどこでも無料でできる、自身の体験から効果的だった脳の休息法についてお伝えします。

それはズバリ、「目をつぶること」です。

なぜ、HSPの脳はすぐに疲れてしまうのか?

人間が外部から得る情報の約8割は「視覚」からと言われています。

HSPの脳は、PCの強い光、細かな文字、目まぐるしく変わる画面、そして周囲の人やモノの動きなど、あらゆる視覚情報を無意識のうちに深く処理しようとします。

スマートフォンやPCから絶え間なく情報が流れ込んでくる現代において、HSPの脳は常にフル稼働状態です。あっという間に「メモリ不足」を起こし、頭がフリーズしたような疲労感(過覚醒状態)に陥ってしまいます。

最強の自己防衛は「感覚の引き算」

そこで即効性があり、理にかなっているのが、視覚を物理的に遮断する「感覚の引き算」です。

目を閉じるだけで、脳への膨大なデータ入力が一気にストップします。プロのアスリートが試合の前にタオルのようなもので目を覆って横になっていることがありますが、同じ理由があります。視覚情報を断ち切ることで、本番で使うべき大切な脳のエネルギーを温存しているのです。

日常に取り入れたい2つの「目をつぶる」テクニック

状況に合わせて、以下の2つの方法を使い分けるのがおすすめです。

1. しっかり脳を休めたい時:完全に目を閉じる

目をしっかり閉じ、できれば両手をお椀の形にして目を覆う「パーミング」を行います。光を完全に遮断して真っ暗な状態を作りましょう。その際、意識をおへその少し下(丹田)や足元へ向け、深く呼吸をします。脳に上ってしまった熱を、下へスーッと逃がすイメージを持つとさらに効果的です。

 2. 仕事中や、考え事が止まらない時:半眼(はんがん)

職場で完全に目を閉じるのが難しい時や、目を閉じるとかえって不安や雑念が湧いてしまう時は、目を「半開き」にして、1〜2メートル先の斜め下に視線をぼんやり落としてみてください。外からの強い刺激を和らげつつ、自分の内側のノイズにも飲み込まれない、絶妙なバランスのチューニング法です。

目を開けている限り、HSPの脳は過酷な情報処理のマラソンを続けています。

「疲れたな」と限界を感じる前に、ほんの数十秒だけでもまぶたを閉じてみてください。その小さな「引き算」の習慣が、情報過多な世界から私たちの心と脳を守る、強力な盾になってくれるはずです。