【HSP向け】メール画面はノイズだらけ?「メモ帳」下書きでワーキングメモリと心を守る仕事術
こんにちは。これまで、HSPの方向けに「環境変化による脳のパンク」や「視覚ノイズを防ぐシェルター作り」についてお話ししてきました。
今回は、日々の業務で避けては通れない「メール対応」について、私自身も実践していて効果を感じているおすすめの仕事術を共有したいと思います。
メールソフトの画面は、HSPにとって「刺激の塊」
仕事中、メールを返信する際に、メールソフトの返信画面にそのまま文章を打ち込んでいませんか?
実はこれ、HSPの方にとっては非常に消耗しやすい環境なのです。
メールソフトを開いたまま作業をしていると、次のようなことが起こります。
• 新着メールの通知が入り、そちらに気を取られてしまう
• 未読件数や他の宛先が目に入り、無意識に他の案件へ意識が飛んでしまう
• 複数のウィンドウや情報が常に開かれている状態で、脳の「ワーキングメモリ」を激しく消費する
結果として、「あれ?今何を書こうとしていたんだっけ?」と集中力が途切れてしまったり、急ぎのメールを見て感情が揺さぶられたりしてしまいます。
HSPにとって大切なのは、「感情の起伏が発生しない、集中できる環境(デジタル上のシェルター)」を作ることです。
おすすめは「メモ帳」などのシンプルなテキストエディタ
そこでおすすめしたいのが、メールソフトで直接返信を書くのではなく、「メモ帳」などのシンプルなテキストエディタに下書きをするという方法です。
なぜこのやり方がHSPに最適なのか、理由は以下の通りです。
• 視覚ノイズがゼロ
テキストデータしか存在しない真っ白な画面なので、新着メールのポップアップも、他の人の宛名も目に入りません。目の前の「自分の言葉」だけに集中できます。
• データが軽く、思考のスピードに同期する
テキストエディタは余計な装飾や重いデータがないため、非常に動作が軽快です。打った文字がタイムラグなしにすぐ反映されるため、思考を邪魔されることなく、非常に使い勝手が良いです。
「ひと手間」をめんどくさがらないことが最大の鍵
この方法をお伝えすると、「わざわざメモ帳を開いて、書いてからコピペするのはめんどくさい……」と感じる方もいるかもしれません。
たしかに、ひと手間を加える形にはなります。しかし、ここが一番のポイントです。めんどくさがらずに、一度メモ帳を開いてみてください。
この「データを別の場所に移して作成する」というワンクッションを挟むだけで、メール業務の精神的な負担が劇的に変わります。メールソフトというノイズだらけの海から一時的に避難し、安全な場所で文章を組み立てることができます。
心の平穏が、自分への自信に繋がる
ほんのちょっとした工夫ですが、このひと手間をかけるだけで、「心の平穏」は保たれます。
感情を揺さぶられずに作業ができれば、ワーキングメモリが温存され、本来のパフォーマンスをしっかりと発揮できるようになります。そして、良いパフォーマンスが発揮できると、「今日の自分、うまくやれたな」と、自分自身のことをもっと好きになれるはずです。
日々のメール業務でなんとなく疲れを感じている方は、ぜひ今日から「メモ帳での下書き」を試してみてください。